before






after






「9ヶ月前」と「現在」
なるべく同じアングルで撮った写真をザザッと並べてみました。
(1枚ずつ説明するのが面倒くさくなったわけではないです、、。)
昨年の11月からこの場所を借りる事になり、家具づくりを開始出来たのが年明けから。
まるっと、2ヶ月間改装に時間を費やしました。(かるい片付けや掃除はそれ以前からすこしづつやっていましたが)
当初はリアルタイムで改装をしていく様子を見てもらうつもりで写真を撮っていたのですが、いまいち先が見えてこない状況に「躊躇」していたのかと、、。
そのおかげか、過去の写真を見ながらそのときの状況を思い出しながら書く作業はなにげに楽しかったです。
あらためて写真を見る事で「あの時は頑張ったな〜」という気持ちに少しはなれるかと思っていたけれど、
意外とそうでもなく。
「ものづくり」をするうえで環境を良くしようとする事はあたりまえのはなしで、「これで完成」という状況はないからだと思います。
それはきっと「家」をつくる事にも似ているのかもしれません。
全ての工事が終わり、工務店からの引き渡しが済んだところで終わりではなく、
住む人の手で「より豊かな暮らし」をしようと手が加えられていくはずです。
そこからが「本当の家づくり」のスタートかのように。
(完全なる「主観」ですいません。)
同様に僕がつくる家具も、出来上がったときが完成ではなく、「暮らし」のなかで
使い手により育てられていくものだと考えています。
『何気なくその場にある存在、でもその場にある事で生活が楽しくなるような』
そんな家具づくりを目指しています。
今回で完結の「工房づくりシリーズ」ですが、
この先何年、何十年と家具をつくり続けていく以上「工房づくり」もいつまでも続いていくんだと思います。
もしまたblogで書くとしたなら、「工房づくり forever編」とでもしようかな、、。
「建物はボロボロでも、『志』を高くもった「家具工房」でありたい」
そんな思いを胸に、、。
ほんのり「油臭さ」が残るこの場所で、明日からも家具づくりに励もうと思っている次第であります!
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